じぶん銀行の住宅ローンってどうなの? (評判・落とし穴)

人気の「じぶん銀行」の住宅ローンのメリット・デメリット、金利・評判・審査。落とし穴を中心に住宅ローンに関する最新ニュースなどを交えて紹介します。いいところだけでなくデメリットも含めた情報を提供していきます。

じぶん銀行 2017年1月の適用金利発表!

じぶん銀行が2017年1月の適用金利を発表しました。

2016年は住宅ローンにとって歴史的な低金利になった年でしたが、2017年はどうなるでしょうか。

まずはジブ銀行の1月の適用金利を確認してみましょう。

 

じぶん銀行 2017年1月適応金利 全期間引下げプラン

金利タイプ12月適用金利1月適用金利金利
変動金利 0.497% 0.497% -
2年 1.440% 1.450% +0.01%
3年 1.440% 1.460% +0.02%
5年 1.440% 1.480% +0.04%
10年 1.530% 1.570% +0.04%
15年 1.650% 1.700% +0.05%
20年 1.780% 1.840% +0.06%
30年 2.090% 2.140% +0.05%
35年 2.190% 2.250% +0.06%

じぶん銀行 2017年1月適応金利 当初期間引下げプラン

金利タイプ12月適用金利1月適用金利金利
2年 0.400% 0.410% +0.01%
3年 0.500% 0.520% +0.02%
5年 0.500% 0.540% +0.04%
10年 0.500% 0.540% +0.04%
15年 1.173% 1.223% +0.05%
20年 1.273% 1.333% +0.06%
30年 2.020% 2.070% +0.05%
35年 2.120% 2.180% +0.06%

変動金利0.497%据え置きですが、全ての固定期間で金利引上げとなりました。

ただ、12月と1月の金利を比較しても小幅な引上げですね。

月々の返済にならすと数百円程度に収まる引き上げです。

 

1月のじぶん銀行の住宅ローンのおすすめは、やはり変動金利10年固定金利でしょうね。

変動金利は据え置きで頑張っています。

10年固定金利も0.04%引き上げましたが、元が低いために他の銀行よりも低金利を維持しています。

 

新規の借入でも借り換えでも低金利で住宅ローンを借りることができます。

さらに無料で付帯する「がん50%保障団信」のことを考えれば、他の銀行と金利以上にメリットがあることは言うまでもありませんね。

 

金利上昇の要因は?

この引上げの要因は、やはり12月に上昇した長期金利の影響です。

11月下旬のアメリカ大統領選挙でトランプ氏の当選が決まってから世界的な「リスクオン」の状態が続いています。

 

日本でも円安が進行し、株価も上昇していますよね。

こういった状態では、長期金利は上昇する事になります。

一時はプラス0.1%に迫る勢いだったことを考えると、引上げ幅はそれほど大きくないといえるかもしれません。

 

そして1月に入って長期金利は落ち着いています。

現在はプラス0.5%程度で推移していますね。

日銀も長期金利の上昇にはいろいろ対応をしているので、今後も大きく上昇することはなさそうです。

 

ということは、住宅ローン金利、特に長期の固定金利も大きく上昇することはなさそうです。

 

2017年は、住宅ローンにとってどんな年になるでしょうか。

個人的には、2016年のように史上最低水準の金利が続くと思っています。

詳しいことはまた今度お話しましょう。